gecko's blog

最近退会者が増えています。
以前は私の担当するクラスでは1年で10人程度しか退会者がいなかったのに、3ヶ月前にシフト変更があって以来、既に同じくらいの数字になってしまいました。
時節柄この時期には退会が増えるとはいえ、非常にショックです。
転居に伴う退会はしょうがないとして、理由に他の習い事や親の都合等で、と書いてあると正直自分の力のなさを悔やんでしまいます。
言い方悪いですが、そんな取るに足らないことで辞めてしまうというのはプールがつまらないからに他ならないと思うわけです。

とにかく上達をさせることを追求するのか、プールの楽しさを追及するのか。
どちらかに偏ると、それぞれで不満が出てくるわけで、あっちが立てばこっちが立たず。
主軸はもちろん上達することにあるけれども、その主軸だけを見ようとするとうまくいかないものです。
指導においても同じで、あるひとつの方法にこだわりすぎると、取りこぼされる子供が必ず出てくる。
主軸をいくら太くしていっても、枝葉が広がらなければ取りこぼされた子達はずっと取りこぼされたまま。
そうならないためには、常に交錯した視点から物事をみなきゃあいかんというわけです。

そういった理由で、最近は物事を2つの視点から考えるように心がけています。
明日の昼食はカレーにしようかスパゲティにしようか悩むところです。
夏目漱石著「こころ」の中で、Kが「私」を諌めるために、また「私」がKを貶めるために言った言葉です。

「方法論に堕した時、コーチは堕落する」
これは私。
これをやっておけばうまくなると思った瞬間、コーチは成長することがなくなります。

コーチであれば誰しも自分の中でこれだ! と思う指導があるはずです。
その「これだ!指導」にあぐらをかいてしまうのが、私の考える方法論に堕した状態。
自分でこれだと思うからにはあながち間違いではなく、ある程度のレベルは確保することができてしまうのですが、一見うまくいっているかのように見えるこの状態が落とし穴。
方法論に堕したコーチは、しだいに考えることをやめていきます。
ある程度うまくいっているが故に、それに合わない子供たちから目を逸らし、最終的には「あいつはいくら練習してもダメだ」という最悪なところまで落ちていきます。
この時点で上達させるための指導ではなく、自分の指導を行うことだけが目的になっていきます。

こういったコーチにたくさん会ってきました。
恥を晒せば私もそうでした。
井の中の蛙大海を知らずとはよく言ったもので、大手のぬるま湯に漬かっていた昔の私は、それはそれは堕落したコーチだったと思います。
今マニュアルすらない個人技がものを言う冷たい(物理的にも)プールの中で、そんなことをひしひしと感じています。
今日からシフト変更、担当クラスがガラッと変わりました。
でも今回は、9月のテストでめぼしい子は合格させていたので、あまり心残りはないかんじ。
心機一転、がんばります。
今日から新しいコース、育成コースが始まりました。
元々私が見ていた子たちが大半を占めるクラスになっているので、自然とレッスンが気になります。
担当コーチは初日と言うこともあってか、様子見を兼ねてフォーム練習を組んでいたようです。
で、やっぱり元教え子たち、気になるのでレッスンが終わるまで待ち伏せしてどうだった? と話を聞くと、「微妙」とか言ってくる。
お前の答えのほうが微妙じゃ、とか思いながらも、この回答は予想ドンピシャ。
最近私が追い込みまくっていたので、フォーム練習なんか全然苦にならないのです。
しかし、そのうちバリバリに追い込まれることを彼らはまだわかってない。
内心ニヤニヤしながら彼らの成長を祈ってます。


明日は学童学年別の大会です。
私も競技役員として行ってまいります。
思えば去年初めて競技役員をしたのも、この学童学年別大会。
去年と比べどのくらい成長しているか楽しみです。
さてとうとう本日で現育成クラスでの練習が終了してしまいました。
全部で19人いる進級者のうち、私の受け持つ土曜からは8人が進級していきます。
おかげで在籍者は激減、12人になってしまいました。
子供たちはどうとも思ってないでしょうが、私は寂しくて寂しくて・・・
できることなら新育成クラスも担当したいくらいですが、生憎そんなことはできないので。
残った子供たちですが、進級した子供たちに比べタイムの差が歴然としています。
追い込みがいがなくなってしまいました。
しばらくはスピード練習も、持久力練習も組めそうにはないです。
彼らが回れるサイクルにまで落とすと多くて1200くらいしかいけないので。
とりあえず今月いっぱいは、フォーム修正のための練習を積み重ねていきたいと思ってます。