gecko's blog

水中写真でコンデジの限界に挑戦!

◎  性転換の話2 【ハナビラクマノミ】 

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機能の話の結論。

つまるところ、波左間のサクラダイがオス化するのはムリなんじゃないかってことですわ。
今観察できてる群れが3箇所、どこも2~3匹の小さな群れですから。

で、のんべぃさんのコメントにもあった通り、
ハナダイやベラの仲間はメスからオスへ性転換するわけで、
オスの方が絶対数が少なくなります。
これは卵の準備にはある程度の期間が必要だけど、
精子の生産はすぐにでも追いつくと言う生理があるわけで、
メスの数が多いほうが、何度も繁殖ができて効率がいいというわけですね。

では、逆にオスからメスへ性転換するスズメダイのなかまはどうなのか。
上の説で言えば、あれあれ効率悪いじゃないの?
ってことになってしまうのですが、
そこは卵の産み方の違いが関係してきます。

ハナダイやベラは浮遊卵、つまり産んだら産みっぱなし、
あとは野となれ山となれ。
たくさん卵を放たないと、生存できる確率が減ってしまうわけです。

ところがスズメダイのなかまは親が巣の周辺に卵を産んで
孵化するまでつきっきりで保護します。
孵化仔魚の発生率で言えばケタ違いにこちらのほうが有利なわけです。
一度の産卵である程度の生存が維持できるため、
そんなに躍起になって繁殖する必要がないってことですね。


じゃあ人間の俺はどうなんの? って話は勘弁してください。

COMMENT FORM

2~3匹!そんなに少ないんじゃオス化は無理そうですねぇ。ジャンケンで決めるわけにもいかないし。10~20匹くらいいればなんとかオス化するやつが現れそうですが。どっかから連れて来たくなりますねー。

なるほどクマノミのオスメス比は1:1に近いですね。ハナビラ・セジロ・カクレ・トウアカなんかは同じイソギンチャクに成魚が何匹かいますが、あれってオスが一匹で残りはメス(幼魚もメス)なんですかね?成魚のメスはオスが死んだ時のスペアなんですかねー?
ハマクマノミやスパインチークは1:1だけどオスが死んだらどうするんだろぅ?
ハゼは1:1のものが多いですね。
タツノオトシゴは、1:1だけど、片方が死んだら、けなげにも一生再婚しないそうですよ。これは繁殖力MAXの理屈に反しますねー。

ん~まだまだ知りたいことがたくさんですなー。サカナって面白い!
あ、せっかく波左間なんだからさかなクンに聞いてみましょうよ!

2013/09/17(火) |URL|のんべぃ [edit]

>>のんべぃさん
クマノミは雄性先熟なんで、オスのほうが多いですよ。ひとつのコロニーでメスは1匹だけです。

ハゼの場合は雌雄の比率と言うより、性成熟した個体同士がペアリングしているだけですね。

タツノオトシゴの話は初耳です。でもやつらたぶん一年魚なんで、そうたくさん繁殖の機会がないんじゃないですかね。
オスはずっと卵持ったままだし。

2013/09/18(水) |URL|DI [edit]

そういえば、クマノミはメスがでかいですねぇ。
なるほど取り巻きはみんなオスなんですね。

ハゼは人間にちかいですねぇ。

タツノオトシゴは1年の個体もいると思いますけど、平均的には2~3年だと思いますよー。

2013/09/18(水) |URL|のんべぃ [edit]

>>のんべぃさん

魚の生態も勉強してみると面白いですよね~。
でも生態写真には興味わかないんだよな~。

2013/09/18(水) |URL|DI [edit]

いやいや、お恥ずかしい。。。
クマノミは雄性先熟なのは十分承知ながら、普段あまりクマノミを意識してないので、オスメスがごっちゃになってました。

だいたい、スパインチークやハマクマノミのあの巨大グロなメスが成長してあの幼魚のようなオスになるなんて想像できないですもんね~

波左間の2~3匹の群れ×数か所を、強制連行(?)して一か所に固めたとしたら、十数匹の中から一匹くらいオスが出現するのかな???・・・なんだか興味ありますねぇ。。。

2013/09/18(水) |URL|のんべぃ [edit]

>>のんべぃさん
どうなんでしょうかね?
是非繁殖して欲しいんですが、
コロニーの位置が変わるとストレスでバラバラになってしまいそうな予感・・・

2013/09/19(木) |URL|DI [edit]
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