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水中写真でコンデジの限界に挑戦!

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◎  コンデジ水中写真のコツ⑨ 背景処理基本編 

コンデジ水中写真のコツ

興が乗ってきたのでガンガン書いちゃうよー。
今回は被写体を強調するための重要な技術、
背景処理について書いていきます。



①青抜き
  さわやかすけべ抜き


背景を明るい水で抜いた撮り方を青抜きと呼びます。
水中写真ではスタンダードかつ手軽に背景をすっきりさせることができる上、
マクロでもワイドでも使える汎用性の高い背景処理です。

カメラの設定は
・絞りを開放に近いF値にする
・シャッタースピードを遅くする

のどちらか、もしく両方にする形になります。
どちらにしてもピンぼけや手振れのリスクが高まるので、
難易度は少々高くなります。


【マクロの場合】

マクロ作例
P8020559.jpg
マクロ撮影では普通に撮ると背景が宿主や岩に埋もれがちなので、
カメラを上に向けて仰って撮るのが基本になります。
実際にモニターで確認しながら青の色合いを調整しましょう。

気をつけなければならないのは、背景と被写体の露出を合わせること。
特に明るい浅瀬などでは水の明るさにストロボ光が飲み込まれて被写体が青被りしたり、
逆に被写体に露出を合わせたせいで水がどんより暗くなってしまったりすることが多いです。

経験から言うと、まず背景となる水に露出を合わせるとうまくいきやすいです。
モニターを見ながらシャッタースピードと絞りをいじって好みの色合いになるまで調整します。
好みの色合いができたら、このふたつは固定して変えずに、
被写体の露出はストロボの強弱で調整するとうまくいきます。

マクロ作例②
130813_14.jpg
これは変則的な青抜き。
実は海底にカメラを向けています。
透明度が高く、海底の砂が白いような場所では
自然光の反射で青抜きできることもあります。


コンデジは意外とレンズが明るいので、マクロの青抜きは結構簡単に狙えます。
しかもコンパクトだしモニターで確認できるので、
一眼では無理なシチュエーションでもあおれるのも武器になるはず。



【ワイドの場合】

ワイド作例①
P8010280.jpg
ワイドの場合には特に意識をしなくても広い画角のおかげで
背景を水で抜けますが、やはり基本は仰りアングルです。
逆光のシチュエーションを狙うと、水にきれいなグラデーションができます。
ただし逆光だと被写体がつぶれるため、外部ストロボは必須。

マクロの青抜きと同様、露出を被写体にあわせてしまうと
水が明るすぎて白飛びしてしまうため、露出は必ず水に合わせましょう。
コンデジは特にダイナミックレンジ(明暗差を表現できる幅)が低めなので、
油断しているとすぎに太陽周辺が白飛びしてしまいます。
ワイドの場合は若干アンダー気味に露出調整するのがキモ!

被写体へはストロボで不足分を補いますが、青抜きは失敗するとハレーションが
ひどいことになりやすいので、ストロボの向きには要注意。



②黒抜き
  男はシックに黒で決める


青抜きとは逆に、
・絞りを絞る
・シャッタースピードを速くする

ことで自然光をカットして、背景を真っ暗にする背景処理。
ハナダイやベラなんかの被写体そのものが持つ魅力を
引き出したいときに最適な撮影法です。

作例①
130930_28.jpg
絞り込む分、背景にある余計なものが入り込みやすくなるため、
後ろに何もないアングルで撮るのがベスト。

作例②
130930_11.jpg
ただ、いつも都合よく水で抜ける位置に魚がいるわけではありません。
そこで役立つのがスヌート。
狙ったところだけにピンポイントで光を当てられるので、強制的に黒抜きできます。
ただ、難易度は通常撮影とは比較にならないほど上がるけど・・・


黒抜き写真で一番気をつけなければいけないのがハレーション。
背景が真っ黒なため、白いハレーションはよく目立ちます。
そこで順光ではなく、なるべく斜めから外部ストロボを当てるのが吉。
内蔵ストロボは遮光してしまいましょう。

コンデジの場合は最近のハイエンド機の特徴である明るいレンズが
逆に欠点になって黒抜きがしずらいのが現実です。
シャッタースピードを1/2000秒にしても明るい海だと些か不足気味。
そこから更に絞っていくと自然光ではモニターが目視不可能になるので、
ターゲットライトを横から当てるようにするとうまく撮りやすいです。






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