gecko's blog

水中写真でコンデジの限界に挑戦!

◎  スヌート水中写真の極意① スヌートとは何ぞや 

スヌート水中写真の極意

新シリーズ開始ィィィィイイ!!!

水中スポットしばかれ隊隊長として、隊長らしくちゃんとやってみます。
第一回はスヌート水中写真とは一体なんなのか? どんな写真が撮れるのか?
というような初歩的な部分を解説していきたいと思います。



①What's the SNOOT
  『スヌート』とはそもそも何?


そもそもスヌートは英語で snoot と書きますが、
その意味は鼻(スラング)とか俗物とかあんまパっとしません。
似た言葉に snood があるけれど、これは首に巻く筒状の防寒具。

対して、実際に撮影法として使われるスヌートは、
ストロボの発光部を筒状の遮光部で覆って照射角をコントロールする手法です。

イメージ図
01.jpg  02.jpg

左が通常のストロボを照射した場合、
右がスヌートを用いて照射角を絞った場合です。

要は、スポットライトの様に細い光で被写体を照らす撮影方法。


22081605_o1.jpg
陸上用のスヌート。
左側の蛇腹状の部品がスヌート機材です。
水中用も原理は全く同じです。


陸上写真ではポートレート撮影や商品写真でよく使用されていて、
陰影を強調した渋い写真が撮れます。
wolverine.jpg  0334letter.jpg
かっくいー!


陸上も水中もスヌートを利用する目的は同じで、

・陰影を強調したい
・余計なものを映さずに被写体のみを撮影したい


といった目的で使用されます。
ある意味『写真は引き算』を愚鈍なまでに追及した形なのかもしれません。


ただ、スヌート撮影は通常のストロボ撮影と違い
ストロボをだいたいの方向に向けておけばいいというわけではなく、
動き回る被写体に対して微妙な角度や距離をコントロールしなくてはならないため、
正に桁違いな撮影技術が必要になってきます。
でも慣れればどうってこたないのよ~。



②水中写真 + スヌート = ???
  どんな写真が撮れるん?


スヌートの作例3枚。
とりあえず初回と言うことで、オーソドックスな撮り方3枚を紹介します。

s-PC300032.jpg  130810_28.jpg  130602_12.jpg



どの写真も、邪魔ッ気な背景をカットして
被写体を浮かび上がらせるためにスヌートを使って撮影しています。

1枚目のナマコマルガザミは、アングル的に黒抜きが難しくなっていますが、
スヌートで必要な部分にだけ光を当てることで背景を落としています。

2枚目のナガシメベニハゼでは、周りを取り囲む岩肌を黒く落とし、
まるでこの部分だけ切り取ったかのように演出してみました。

3枚目のタツノイトコは舞台照明のスポットライトのようにスヌートを使用しています。
最も一般的なスヌートの遣い方になります。


この他にもたくさん写真はあるので、興味のある方は
ブログ内タグのスヌートや、本家サイトご覧になってください。



③スヌート写真を撮るには
  スヌート機材の紹介。でもお高いぜ!

スヌートを利用した水中写真を撮るためには、専用の撮影機材が必要になります。
日本で市販されているスヌート機材をご紹介。

INON Snoot Set
snoot_for_z240_d2000.jpg
INON製のストロボに装着するスヌートセット。
お値段脅威の20,000円超え。
日本で始めて市販されたスヌートキット。
でもこれ使いこなせてる人見たことないぞ。



RGBlue スヌートキット
pic_RGB-SN01.jpg
RGBlueに取り付けて、水中ライトをスポット光にするキット。
お値段6,000円。
常に被写体を照らしているので、初心者でも扱いやすい。
けど使える相手はウミウシとかのあまり動かない生物だけ。



お高いですね~。
ハイ、そう思ったあなたに朗報!
水中機材専門ショップ下戸之屋なら1000円から販売中~。
まあ、興味があればどうぞどうぞ。



★ まとめ ★


・スポットライトで撮影するのがスヌート写真。
・めちゃくちゃ難しい。
・インパクトは大。


コンデジ水中写真のコツと平行してこれから連載していくので
全国のスヌーティー(スヌートする人たち)、しばかれ隊隊員の皆様、お楽しみに~。






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