gecko's blog

水中写真でコンデジの限界に挑戦!

◎  スヌート水中写真の極意② スヌート撮影に向いた機材とその設定 

スヌート水中写真の極意


はいー、第2回の今回は、スヌート撮影に向いたカメラはどんなものか、
またその設定はどうしたらいいのかを考えてみたいと思います。



①外部ストロボがなきゃ始まらないぜ!
  何はなくともストロボ!


スヌート撮影をするなら、まず絶対必要なのは外部ストロボ。
スヌートキットを取り付けることが出来るなら、モノはなんでもいいです。

ただし、光ファイバー、もしくは電子ケーブル接続が出来ることが絶対条件です。
なぜなら単なるスレーブ発光では内蔵ストロボの光が写り込んでしまうから。
それから、コンデジなら内蔵ストロボの漏れを防ぐ遮光版が必要になります。



②やや広角~標準レンズが最適!
  だってマクロレンズだと意味なくなっちゃうもん


次にカメラにセットすべきレンズの種類。
といっても僕はコンデジオンリーなので一眼のことはあんま詳しくないんだけど。

結論から言うと、35~60mmくらいのレンズが最適です。
100mmを超えるようになレンズになってしまうと、
画角に対して被写体が大きくなりすぎてしまうので、
スヌートで撮ったかどうかの見分けがつかなくなってしまいがち。

引き気味で撮って影をしっかり認識できるくらいのレンズがちょうどいいのです。



③カメラの基本設定!
  夜の闇より暗くするのだ


スヌートは真っ暗な中に被写体だけが浮かび上がるように見えるのが醍醐味。
自然光を限りなくゼロに近づけてストロボやライトの光だけで照らすのがセオリー。
ということは、できるだけ露出を低く設定する必要があるわけです。

具体的には、

・ISO感度は最低値

・シャッタースピードは最速

・F値はできるだけ絞る

この3点が基本になりまが、
コンデジにもデジイチにも機械的な限界があり、
なんでも絞り込めばいい、最速ならいいというわけにはいきません。


【コンパクトデジカメの場合】
コンデジはデジタル一眼と違ったシャッター機構をを持っているため、
ストロボ使用時でも1/2000秒くらいまでシャッター速度を上げることが出来ます。
ところが逆に絞りの方は小絞りボケを防ぐためにF8.0くらいまでしか絞れません。
さらにコンデジのレンズは開放値が一番シャープに結像するという特徴もあります。
が、ISO最低・最速シャッターだけでかなり暗くできるのがコンデジの強みです。


【デジタル一眼の場合】
デジイチはフォーカルプレーンシャッターという機構を採用しているため、
高速シャッターではストロボの発光が間に合わなくなります。
そこでシャッタースピードはストロボが同調する範囲で最速に固定するのですが、
それだけだと全然暗くならないのであとは絞りで調整する形になります。
でもスヌート写真は被写界深度が深くてカリっとしてた方が様になるので、
思い切ってF16とかいっちゃってもいいと思います。



④それでも暗くならないよ!
  自然光カットの裏技


本州の海ならば、-15mも潜れば上記の設定で
だいたい背景を暗く落とすことが出来ます。
ところがそうはうまく行ってられないもので、
あまりにいい天気・透明度だったり、沖縄やセブなど明るい海やごく浅い水深では
カメラの性能限界まで露出を下げても暗くなりません。
そんな時に役に立つ方法をご紹介。


【NDフィルター】
川や滝などのスローシャッター撮影でよく使われる減光フィルターです。
これをつけるだけでかなり自然光をカットすることができます。

コンデジの撮影ではズームで画角を調整することが多いのですが、
ワイド側に振るほど画面が明るくなってしまうため、広角でスヌートを
やりたいときにはかなり強い味方。


【日傘】
太陽光を遮り、被写体の周辺だけを暗くする方法。
フィンや体で影を作ることが多いですが、
ホンモノの傘やそれ専用の暗幕『黒頭巾ちゃん』など持ち込む猛者も。


【スタジオ】
かなり一般的ではない方法ですが、オーバーハングや岩穴の中に
撮影場所自体を移してしまうという力技。
ただし、動かしていいものだけが対象になりますね。ガチャピンとか。


これらの方法は、ストロボでのスヌート撮影にも勿論力を発揮しますが、
日傘・スタジオ形式の自然光カット作戦は
光量の劣る水中ライトを使用したスポットライト撮影では必要不可欠になります。



★ まとめ ★


以上のことをまとめると、

・画角は標準からやや広角がちょうどいい

・カメラの設定は限界まで露出を下げる

・可能な限り自然光をカットする


この3点になります。
うわあ、3行で終わっちゃった。
今まで書いてきた内容必要あったんか?
まあいいや。

実はこれらの機械上の特性や、ファインダーでなくモニターを使うという点で、
コンデジはスヌート撮影にとても向いてたりします。
コンデジユーザーとしてここはひとつ推しておきたい。


次回以降はストロボの使い方や、色んなスヌート写真の技紹介とか考えてます。
さあて、来週もサービス、サービスぅ♪





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