gecko's blog

水中写真でコンデジの限界に挑戦!

◎  フリーソフトで水中写真編集④ 青被りの軽減 @GIMP 

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さて第4回は青被りの軽減!
このシリーズもいよいよ佳境に入ってきたという感じですね。

デジカメは撮った後すぐに写真を確認できるとはいえ、水中で見た写真とPCに取り込んでみた写真では、アレ? と思うことが多くないでしょうか。
特にホワイトバランスは、場所・濁り具合・太陽光の強さ・水深と外的要因が多すぎて、水中で完璧に調整しようとしたらそれこそ1m深度が変わるごとに調整しなおさないといけません。
でもそんなことやってられません。
なので後からいじくります。

今回は第2回・第3回と続けて行ってきたトーンカーブ補正を、更に一歩踏み込んで使っていきたいと思います。


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★トーンカーブをいじって青被りを押さえる
 トーンカーブのカラーチャンネルを使いこなそう


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こちらの写真、真横からなかなかいい感じの開き具合で撮れたはいいけど、水深が浅かったため少々青被り気味です。
今回もトーンカーブを使って調整していくわけですが、RGBのカラーチャンネルを使い分けていきましょう。


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まずは チャンネル > 緑 を選択します。
青被りとは言うものの、水中写真だとほとんどの場合実際には緑かぶりであることの方が多いためです。

今回は第2回と同じように画像全体の色味を調整したいので、中心あたりを引っ張ってシャドウからハイライトまでカバーするようにしてあげます。
トーンカーブの線も各チャンネルごとに色がかわるので視覚的にわかりやすいですね。

1枚目の画像と比べて、特に背景の緑っぽさがなくなってきたのがわかるでしょうか。


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青被りもとい緑被りを修正したからこれでOKかと思いきや、2枚目の画像をよくよく観察してみると少々不自然なことがわかると思います。
緑を減らした分青が目立つようになり、なんとなく魚が青白く顔色が悪くなってしまっています。

そこで、今度は チャンネル > 青 と切り替えて、先ほどと同じように青のレベルを下げてあげます。
この時のコツは先に下げた緑のトーンカーブを追い越さないこと。
ここで不用意に青を下げすぎるとせっかく減らした緑がまた目立つようになってしまうため、青のトーンカーブは緑のトーンカーブよりも若干下げる量を少なくしてあげましょう。
これでかなり自然な色合いに近づいたのがわかりますでしょうか。


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でもまだ終わりません。
緑と青のトーンカーブを下げたということは、色味は自然に近づいていますが明るさがその分下がってしまったということです。
そこで仕上げに チャンネル > 明度 に切り替え、最終的な明るさを調整してあげます。

ここは第2回でやったコントラストの調整と一緒ですね。
シャドウ側をやや引き下げ、中間色を持ち上げることで明るさを保ちつつ、コントラストも少し強めにしてあげました。


★色相・彩度ツールで色合いをビビッドにする
 写真に華を添える隠し味


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トーンカーブ補正だけでも十分なのですが、カラーチャンネルを下げるとどうしても彩度が下がりがち。
そこで ツールバー > 色相・彩度 を使い彩度を上げましょう。


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このような色相・彩度ウィンドウが別枠で表示されます。
色々細かい項目があるのですが、今回は細かいことは言わずに画像全体を処理するので
調整する基準色を選択 > マスター をチェックします(起動したままならば何も触らなくて大丈夫です)。

そして 選択した色を調整 のうち 彩度 を右へスライドします(左がマイナス、右がプラス)。
ただ、このツールは非常に繊細で、あまりいじりすぎるとすぐに色が潰れてしまうのでどれだけ上げても25~30くらいの範囲までにしておきましょう。


1460-7.jpg

これで完成。
見事青被りがなくなり、各鰭の色合いも忠実に再現できました。





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